2004年12月18日

共用サーバは検索エンジンスパムのリスクに晒されるか?

SEOを実施する際の注意事項として、「格安共用サーバ(non-ipベースのホスティング)を使わない方がいい」と言われることがあります。

あるIPアドレスで運用しているサイトがスパムと認定された場合にドメインと共にそのIPアドレスにもペナルティが科されるため、IPを共有する他のサイトも被害を受ける、というのがその根拠だ。しかし実際にそういったケースはあるのか。

これについて米Webmasterforum.comにて米Yahoo!が回答をしている。

Soapystar and others... >>>> are you saying that if a large number of sites on a single IP are considered spam then all sites on that IP get a penalty whether they are spam or not? If 95 sites on IP were spamming and 5 were not would the 5 go down with the 95? >>>>

Yes, if there is a large number of sites on an IP address range that are spam sites, then others that share that IP range will be considered in violation. Keep in mind that in pretty much all of these cases that we've encountered, it's because someone is intentionally using a large number of sites specifially to increase their rankings / game the system. There are very few cases that someone is caught in this type of situation by mistake.
(Yahoo_Mike, Answers from Yahoo!, WebmasterWorld.com)


Yahoo_Mikeは、『あるIPアドレスにて多数のサイトがスパムを行っていた場合、そのIPを共有する他のサイトもスパムサイトと判断する』と回答しています。

ただし注意してほしいのは、ここで想定されているケースは「ある特定の個人または組織が故意に1つのIPアドレスにバーチャルホストで大量のサイトを立ち上げ、スパムを行った場合」だ。決して「不特定多数が利用するホスティング会社が提供するNON-IPベースを利用した場合」ではない。

つまり、ホスティング会社により提供され、不特定多数の人間が利用する1つのIPアドレスにおいて、検索会社がIPアドレスまるごと拒否せざるを得ないほどのサイトがスパムを行うことはまずありえないからだ。逆に悪意を持ってリンク評価を高めることだけを目的に大量のドメインでサイトを立ち上げスパムを行っている場合、1つのIPアドレスにおけるスパムサイト比率が過半数を優に超えるはずなので、検索会社にはIPアドレスごと拒否すべき合理的な理由が生まれるわけだ。

従って、一般のホスティング会社が提供するNonIPベースの共用ホスティングにおいて、そのIPが検索会社のブラックリストに入れられる確率は極めて低いので一般ユーザーが心配する必要はない。

ただし。米国の共用サーバには月額料金が極めて安いホスティング会社がいくらでもあるので、ある人物が一度に100や200のドメインで大量に契約をするケースも全くないとはいえない。この場合、あるIPアドレスにおける”そのスパマーが運営するサイトの比率”は高くなるので、Yahoo_Mikeが指摘するようなケースが全くないとはいえないだろう。


2004年12月18日 18:19 | [ SEO ] | トラックバック


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