2004年05月09日
ウェブログを使うと PageRank を簡単に高くできますか?
ウェブログはそれ自体がリンクを張りやすい・張られやすい特徴を持っているために、ウェブ制作者が意識せずとも結果的に適切なリンクが構築され PageRank が上昇する傾向があります。
■質問
ウェブログを使うと PageRank が高くなると聞いたのですが、本当ですか?簡単に PageRank をあげられるなら今作っているホームページをウェブログにしようと考えています。
■回答
一般にウェブログサイトは高い PageRank が付与されやすい、という印象を持っている人は少なくないでしょう。まず、”なぜウェブログ は PageRank が高くなるのか?”について説明をします。
まず第1に、ウェブログはサイト内において適切なリンク構造をウェブ制作者が意識せずとも構築してくれる点にあります。毎日記事を書いてエントリーを増やしていっても、リビルドすることで自動的に各記事へのリンクを張り巡らせてくれます。また、日/週/月別のバックナンバーページを作るとそこから記事へのリンクが張られます。結果的にクローラが各記事を巡回しやすくなりますし、サイト内リンクだけを見ても各記事に対する被リンクは増えます。
第2点として、トラックバック機能があります。トラックバックを送信することで相手のページから自分のページへのリンクを張ることができますから、トラックバックの数を増やせばそれなりに外部ドメインからのリンクを獲得することができます。
以上2点から言えることは、ウェブログはそのツールの性格上、外部リンクの獲得と内部リンクの最適化が行いやすいのです。ですから、ウェブサイト制作者の SEO に対する知識が不足していても、ウェブログを用いてウェブを作れば結果的に"PageRank があがりやすい”という印象を持つわけです。
つまり、ウェブログというツールを用いなくてもウェブログで構築されるようなリンクを作れば何もウェブログでなくとも PageRank はあげられます。「PageRank を高くする」という目的を達成するなら、手段としてウェブログを利用した方が効率的なのは確かです。
蛇足になりますが、PageRank が高ければ Google の上位表示も楽というわけではありません。特にここ最近の Google においては明らかに PageRank の重要性が大きく低下しています。従来は Google のSEO対策 = PageRank 対策、という考えを持っている人が多いかもしれませんが、意味がないとはいいませんが「PageRank もしょせん100以上ある検索アルゴリズムのほんの1つ」程度の位置づけになりつつあります。
そんな事情を考慮すると、別に PageRank 対策のためにわざわざ今のウェブを捨ててウェブログに切り替える必要があるかは不明です。
