2004年03月15日
<strong> タグは1ページあたり何回使うと効果的なのですか?
SEO をしている人の多くが <strong> タグの意味を勘違いしています。<strong> タグは「キーワードを囲むためのタグ」ではなくて、論理構造上の「強調」を示すためのタグです。
■質問
<strong> タグは1ページあたり何回使うのが効果的ですか?
■
<strong> タグに限らず b タグについても同様ですが、この手の質問が大変多いです。そして、この種の質問をする方々は大きな勘違いをしています。
この質問をする方というのは、「<strong> タグは上位表示させたいキーワードを囲むためのもの」という認識をしており、だからこそその回数を尋ねたいのだと思います。しかし、<strong> タグというのは、ある情報において論理構造上の「強調」を表現するためのタグであることを再認識して下さい。
私たちが第三者に情報を伝達したい時、どうしても強調しておきたい事項があるでしょう。例えば、「明日は必ず『9時までに』この書類を提出して下さいね」といった時に「9時まで」ということを強調したい時です。これが声で伝えるのであれば9時という部分を語気を強めることで表現できます。文章で伝えるなら色を変えたり太字にしたり、下線を引いたりして強調していることを示せるでしょう。
それと同様に、クローラーという視覚表現は使えずにあくまで機械的に情報処理を行うものに対しては <strong> というタグで、これが情報の論理構造上「強調していますよ」ということを伝えているわけです。
このように、<strong> タグはあくまである部分を強調したいために用いるものであるということを確認して下さい。
その上で質問の答えを考えてみて下さい。何回 <strong> タグを使えばいいか?という質問自体がナンセンスです。あなたは人に何かを強調して伝えたい時、回数など数えるでしょうか?あるいは、伝えたい言葉が出てくるたびにいちいち太線を引いたりするでしょうか?普通はしませんね。最初に出てきた1回、あるいは多くて2~3回でしょう。
それを考えれば、<strong> タグを何回使えばいいかというのも答えはでるはずです。
検索エンジン対策だからといって特別 <strong> タグの使い方を考える必要はありません。人に見せる文章を書くときと同様、強調したい語句を1~2カ所、強調すれば良いのです(たいていはその語句が文章中初めて出てきた箇所でしょうけれども)。 <strong> タグを何回か使えば確実に上位表示されるならばともかく、そういう法則はありませんから、必要に応じて適切な使い方をすればいいのです。
むやみに <strong> タグを繰り返し使ってもそれは検索エンジンを騙す行為にすぎず、しっぺ返しを食らうだけです。例えば、ターゲットにしているキーワードが出てくるたびに <strong> タグで囲っていれば不自然な強調が検索エンジンを騙すためだけに行われているとしか考えられませんから、キーワードとの適合率は下げられて結果的に順位も落ちるでしょう。
SEO はキーワードをタグで囲む作業ではないという点を知っておいて下さい。
