2004年07月10日
SEOとルックスマート&Jリスティングの関係
ディレクトリ型検索エンジンへの登録は、「ハイパーリンクテキスト構造に着目してウェブページの価値を判断しようとする」検索エンジン全般に対して適応できるSEO対策です。
■質問
Google対策として、Yahoo!とDMOZ、そしてルックスマートへの登録が必須ということを勉強しました。最近はいくつかのポータルサイトがルックスマートからJリスティングへ切り替えをしていますが、これからはどう動けばいいのでしょうか?
(読者の方)
■回答
上記質問に補足説明を加えますと「Googleの外部リンク対策の推奨される方法として大手ディレクトリ型検索エンジンであるYahoo!JAPAN、DMOZ、ルックスマートへの登録がある」ということです。つまり、これら大手ポータルが採用しているディレクトリからリンクが張られるということは、ウェブマスターの視点からみれば「外部からの良質な関連リンク(トピカルリンク:topical link)を獲得できる」ということです。
さて、今年4月から影響を開始したJリスティングが従来ルックスマートを採用していたBIGLOBEとExciteとの契約を獲得してこれらポータルにJディレクトリ(Jリスティングが構築するディレクトリ型検索エンジンの名称)を配信しました。これを踏まえて、ウェブマスターはJリスティングに登録した方がいいか、どうかというお話です。
一般論として、ハイパーリンクテキスト構造を分析してウェブページの価値を判断しようとする検索エンジンへのSEOとして大手ポータル(=ネット上で主要な地位にあるポータル)のディレクトリに登録することはページの評価を高める上で有効です。なぜなら大手ポータルからのリンクは「関連性があり価値のあるリンク」となるからです。日本でいえばインフォシークやExcite、@niftyやBIGLOBEのようなサイトはYahoo!JAPANほどメジャーではありませんが、大手とはいえますしそれなりのユーザー数も持っていますよね。
「ハイパーリンクテキスト構造を分析してウェブページの価値を判断しようとする検索エンジン」というのは現在の最新の検索エンジンであるGoogle、YST, Teoma、WiseNut、Gigablast、mooter などほとんどの検索エンジンが採用しています。ハイパーリンク構造というウェブ特有の要素はページの価値を判断する上で非常に有効だからです。
少し話がそれましたが、要はGoogleにせよYSTにせよ外部リンク獲得として大手のディレクトリ型検索エンジンに登録するのは有効ですし、従ってJリスティングも登録すれば価値があるということです。
ただし、問題があります。ルックスマートもDMOZにもあてはまりますが、Jリスティングに登録してもそこからトラフィックが流れてくることはまずありません。既にルックスマートやDMOZに掲載しておりアクセスログを見たことがある方ならおわかりでしょうが、まずアクセスなどありません。
しかしJリスティングは有料審査サービス(21,000円)の費用が発生します。つまり、Jリスティングに支払う21,000円というのは実質的に「外部からのリンク獲得費用」ということになるのです。では、このリンク1本に21,000円の価値があるのか?と言われると私は答えに詰まります。
このJリスティングからのリンクに21,000円の価値があるか否かを判断するのは個々の事情に応じます。例えば、他にも外部からのリンクを獲得できる余地があるようなトピックのサイトを扱っているのであれば、別にわざわざJリスティングに高いお金払う必要はないと思います。他の(無料で)獲得できる外部リンクに注力すればよいでしょう。
しかし、例えばマーケットがニッチすぎて他に関連サイトが存在せず、外部リンク獲得の活動しようにもできない。そういった場合はJリスティングに掲載する価値はあるかもしれません。
別にJリスティングのリンク1本があるか否かで無視できない程度の影響がランキングに発生するか?というと、それも個々の事情に応じますので(一般的にはありません)判断が難しいところですね。皆さんの判断にお任せします。
ちなみに私は個人的には、とりあえず登録しちゃいますけど :)
