2004年12月19日
9199.jp / JWordはアクセスアップに役立ちますか?
9199.jp (=JWord)は現状ではアクセスアップには役立ちません。少なくともJWordのプレミアキーワード(=42万円/年)に見合った成果を得ることは難しいです。
■質問
最近盛んに9199.jpという検索サービスのCMを目にしますが、これに掲載するとアクセスアップに役立つのでしょうか?
(質問者:匿名)
■回答
GMOが10月下旬よりTVコマーシャルを通じて盛んに宣伝しているのが9199.jp(クイックジェーピー)と呼ばれる検索サービスです。これはJWordと全く同一のサービスで、単に名称変更してクマが表示されるだけで機能や特長は変わりません。ブラウザのアドレスバーから直接検索できます。
9199.jpはJWordを通じて企業に日本語キーワードを販売しています。それを購入すると、ユーザーがそのキーワードを入力した時にあなたのサイトが直接表示されるようになります。
これをアクセスアップに利用できるかどうかですが、まず9199.jp / JWordの利用者数はYahoo!JAPANやGoogle、MSNといった検索サイトと比較すれば非常に少ないということを知っておいて下さい。9199.jpは営業の際にプラグイン数の多さをアピールしてあたかも一般ユーザーに浸透している検索サービスかのように謳っていますが、これはあくまで「パソコンへのインストール数」を示しており、9199.jp利用者数を表しているわけではありません。JWordのプラグインはNEC、富士通、シャープ、エプソンダイレクト、デルといったパソコンメーカーの出荷するPCにプリインストールされているため、プラグイン数が多くなるのです。実際の利用者数は1/4以下です。9199.jpのプラグイン数に惑わされないで下さい。検索クエリーの少ない検索エンジンからアクセスがあるわけないのです。
また、プレミアキーワードの価格は42万円/年です。
以上の要素を考慮すると、ネット世界で広く認知されたサイトやブランドを持つ大手企業であれば、キーワードを購入してもいいかもしれません。例えばオリックスクレジットがJWordにて「カードローン」「ローン」というキーワードを購入したり、アリコジャパンが「アリコ」「医療保険」「保険」というキーワードを購入する場合です。ただ一般の中小企業が42万円もの金額を支払って、それに見合った効果が得られるかというと疑問です。それだけの金額が用意できるなら、オーバーチュアやアドワーズ広告といったリスティング広告に投じて見込み客を獲得した方がずっと商売に役立つでしょう。
9199.jpやJWordの利用ユーザーは、Yahoo!/Google/MSNとあまり重複しないと思いますので、幅広くリーチするために使うという考えもあるかもしれませんが、それでも42万円の価値はないでしょう。
従って現時点では9199.jpやJWordはオススメできません。
cf.
JWordは普及するでしょうか
http://www.hatena.ne.jp/1083203927
JWordはうざくないですか?
http://www.hatena.ne.jp/1100141285
