2006年03月12日
Google検索ワードランキングチェックは利用規約違反?
「はてな」の質問にGoogle検索キーワードランキングチェックツールの利用許可についての投稿がありました。
SEO対策のためキーワードチェックツールを作成していますが、技術的ではなく、検索エンジンの利用規約について質問です。Googleを例にすると「自動クエリの禁止」に抵触するように思うのですが、1. 許可を得ればツールを使用できるのか2. そもそも許可は必要なのか以上の点についてご存知の方教えてください。[はてな]
まだ日本でSEOが認知されるよりずっと前からGoogleで任意のキーワードにおける順位がチェックできるツールは存在していました。また米国に目を向ければ無数のアプリケーション型/Webサービス型のランキングチェックツールがありました。例えばWebPositionやAgentWebRankingなどです。これらは一度に大量の検索キーワードを検索エンジンに投げて順位を確認できます。
こういったツールが存在しているからランキングチェックツールの利用はOKかというと、そうではありません。Googleはサービス利用規約において、ランキングチェックツール、つまり「自動的にクエリを送信する行為は明確に禁止しています。
Google による明示的な事前の許可なくして Google のシステムに対していかなる自動クエリを送信することも禁止します。「自動クエリ」には、Web サイトがさまざまなクエリに対して Google のどの位置に「ランク付け」されるかを判定するために Google にクエリを送るソフトウェアの使用が含まれます。[個人ユーザーのための Google のサービス利用規約, 2006/03/12]
Googleはインターネットユーザーに対して素早く目的の情報に到達することを手助けする目的でサービスを提供しているのです。そこに全く利用目的から外れた大量の検索クエリを送信されても困るわけです。これはランキングチェックツールだけでなくウェブサイトのリンク分析を行うツールでも同様です。ですから同一IPから大量の自動クエリを不正に送信すると、一定時間Google検索が行えなくなります。
回避策としては、Google Web APIを利用することになります。最近開発されているランキングチェックツールはGoogle Web APIを利用しており、利用者には個別にアカウントを作成してもらう形をとっていることが多いです。
Google Web APIs (beta)
http://www.google.com/apis/index.html
