2004年04月10日
パーソナライズド検索はどのように実現しているのですか?
パーソナライズドサーチ=検索の個別化を実現する方法は2種類あります。
■質問
パーソナライズド検索の「パーソナライズ」はどうやって決めているのですか?
(質問者:匿名)
■回答
米SiliconValley の記事に、質問にズバリ答えている部分があるので引用します。
個人のニーズに合わせた検索結果を出すには二通りの方法があると言われている。一つはグーグルのようにユーザーに情報提供を求める方法で、もう一つはユーザーがホームページを閲覧するパターンから情報を収集するやり方である。(asahi.com / from Silicon Valley / グーグルが個人のニーズに合わせた検索技術発表 / マイケル・ベイズリー記者)
Search engines can take two approaches to personalizing search results -- asking the user to supply personal information, or gleaning information about the user from their Web surfing patterns. (Google unveils searches with personal touch / Mercury News)
asahi.com で翻訳版があったので両方掲載しておきました。
ともかく、検索の個別化を実現する方法は2つあるということです。1つは今回グーグルが発表した『GoogleパーソナライズドWebサーチ』のように、事前にユーザーに情報提供を求める方法です。今回グーグルは検索の前に「あなたが興味ある分野を教えてね」という質問をしています。このユーザーの事前調査によって個別化の方向性を決めておくのです。
これに対して、米Yahoo!のアプローチ(たぶん)が後者のユーザーの過去の訪問履歴・パターンからその人の興味・嗜好を導き出し、それに応じて検索を個別化する方法です。
どちらが優れている、劣っているというわけでもなく一長一短です。前者のアプローチは、時間がたつとユーザーの趣味嗜好が変化することは多々ありますが、検索エンジンに登録されている情報は古いままなのでパーソナライズが合致しなくなるという問題。
一方後者の場合は日常の検索には有効ですがある特定のイベント下における検索では、自分が本当に探したい情報が自分の過去の行動履歴によるパーソナライズ化によって否定されてしまうことです。例えば日常はエンタテイメントのみに検索エンジンを利用しているのに、ある日大学のレポート作成のためにある特定専門分野の情報を探そうと思った時などに、うまく検索結果が表示されないかもしれません。
「基本的概念は非常に単純なものだ。ユーザーは自分にとってどの話題が最も重要か知っており、それが検索結果を個人のニーズに合わせる方法なのだ」とグーグルのエンジニアリング担当役員ジェン・フィッツパトリック氏は語る。(asahi.com / from Silicon Valley / グーグルが個人のニーズに合わせた検索技術発表 / マイケル・ベイズリー記者)
``The basic concept is fairly simple,'' said Jen Fitzpatrick, director of engineering for Google. ``Users know best what topics are most important to them, and this is a way to personalize the results.''(Google unveils searches with personal touch / Mercury News)
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