2004年03月09日

商用ワードフィルターは存在するのですか?

2003年11月の Google アルゴリズムの変更、通称 Florida Update 以降、アドワーズ広告で利用される商用ワードがフィルターにかけられたのではないかと主張する人々が一部にいますが・・・

■質問
Google の Florida Update 以降に商用キーワードフィルタというスパムフィルターがかけられたというのは本当でしょうか?商用キーワードが全て使えないとなるとアドワーズ広告で上位に表示させるしかないのでしょうか。

(質問者:匿名)

■回答

商用キーワードフィルターなるものは存在しません。

そもそも商用キーワードフィルターなるものが存在したら、該当するキーワードを利用しているWebサイトは全てランクが下落したはずです。にもかかわらず落ちたサイトもあれば落ちないサイト(順位が上がったサイト)もあるわけですから、その事実がフィルターの存在を否定します。

さらに、今までもオーガニックリスティングとペイドリスティングを明確に分けて検索エンジンの関連性を追求してきた Google に、『商用キーワードで落としてアドワーズ広告を使わせる』という動機があるとはとうてい思えません。

また、「クリスマス商戦前に商用キーワードでの順位を落としてアドワーズを使わせようとしている」という主張は、前提として「アドワーズ広告は上位に表示されるために利用するものだ」「SEOがダメならアドワーズに走るだろう」という考えに基づいています。しかしアドワーズ広告を利用しようとする企業は一般的にそれが売上げにつながるかどうかを基準に考えるものです。SEOで高順位をキープしている人でもアドワーズ広告を使っていますし、逆に順位が下落していてもアドワーズ広告を使わない人もいるのです。従って、Google の動機も否定できます。

そもそも、商用キーワードフィルター論を唱えている人々は「SEO=無料の上位表示、アドワーズ広告=有料の上位表示」という単純な図式のもとで、「無料サービスを封じれば有料に走る」といわば広告嫌いな人の発想のもとバイアスのかかった分析をしているのです。しかしそこに相応な因果関係は認められません。

そんなわけで商用キーワードフィルターには妥当な根拠がありません。

結局、Florida Update から Brandy Update にかけて Google が複数の新アルゴリズムとスパムフィルターを投入したことにより、従来とは全く異なる検索アルゴリズムで関連性の評価が行われたため検索順位の大変動が起きたのです。


2004年03月09日 19:33 | [ グーグル ] | トラックバック


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